シーメンスの補聴器事業がシバントスに移行

ドイツ・エアランゲン、2015年1月16日

  • 2015年1月15日付けで株主が変更に。シバントス株式の新しい所有者は、筆頭株主であるEQTと、共同投資家であるストルングマンファミリー及びシーメンス。
  • 新しいグループ名はシバントス。
  • シバントスグループは、シーメンスの商標ライセンシーとして、今後もシーメンスのブランドで補聴器の開発、製造、販売を継続。

シーメンスは、投資会社EQTと、共同出資者であるドイツのストルングマンファミリーへの補聴器ビジネス売却を完了いたしました。シーメンスは、引き続き新会社に出資し、今後のビジネス開発に参画いたします。売却取引は昨年11月に発表されており、規制当局の承認を得て、2015年1月15日に完了いたしました。新社名はSivantos(シバントス)です。それに伴い、旧シーメンスオーディオロジー事業部の各国グループ会社も名称が変更されます。

EQTとストルングマンファミリーは補聴器ビジネスをさらに拡大させるための成長戦略を策定しております。EQTパートナーズのパートナーであり、EQT VIの投資アドバイザーであるマルクス・ブレンネッケ(Marcus Brennecke)は、次のように述べています。「EQTはビジネス拡大のために、経営チームと従業員を全力でサポートいたします。シバントスが、技術面と、お客様の認識の双方において、業界リーダーとなることを期待しています。」

今回の株主変更は、シバントスに経営面での自由とフレキシビリティをもたらし、過去数年間にわたり成功を収めてきた成長戦略の継続を可能にするものです。シバントスグループの最高経営責任者(CEO)であるロジャー・ラドケ(Roger Radke)は、次のように述べています。「本日、当社の歴史に新たなページが開かれました。未来には、ビジネスを前進させ、最先端のイノベーションとカスタマーケアをお届けするための素晴らしいビジネスチャンスが広がっています。

最新テクノロジープラットフォームであるbinaxTM(バイナックス)は、発売当初から高い評価を得ています。今後も、難聴者に実用的なメリットをもたらすスマートな製品やアプリケーションの開発を加速させていくつもりです。」

シバントスグループは、シーメンス、レクストンなど、複数の主要補聴器ブランドを事業ポートフォリオに保有しています。シバントスグループは、シーメンス本社の商標ライセンシーとして、シーメンスのブランドで補聴器の開発、製造、販売を継続いたします。


報道関係のお問い合わせ:

エリカ・ヴァイクマン(Erika Weigmann)、
シバントスグループコーポレートPR
電話:+49 9131 308 3449


シバントスグループについて

シバントスグループの起源は、ヴェルナー・フォン・シーメンスが、難聴者が会話を聞き取りやすくした電話受話器を開発した1878年に遡ります。現在、シバントスグループは、世界トップクラスの補聴器メーカーです。2014事業年度、シーメンスのオーディオロジー事業部の従業員は5,000人以上、売上高は6億9,000万ユーロ、EBIT(金利前税引前利益)は1億2,600万ユーロを計上しています。その国際販売網は、120カ国以上のヒアリングケア従事者や販売業者に製品を供給しています。製品開発は常に最優先事項であり、ワイヤレス通信機能を搭載した初の補聴器を含め、補聴器史上、多くの「世界初」を実現しています。2012年、シーメンスは、オルデンブルク大学と協力して両耳の補聴器同士を通信させる両耳通信システムを開発し、ドイツ未来賞(Deutscher Zukunftspreis)を受賞しました。この技術は、継続的な革新により、ついには補聴器の装用者が健聴者の能力を上回ることが臨床的に実証されるまでに至りました。

詳細は、www.sivantos.comをご覧ください。

* 特定の難しい聞き取り環境下においては、binax(バイナックス)により健聴者よりも良好な聞こえが得られる、ということを示す2つの臨床研究があります(2014年のノーザンコロラド大学、2013年のOldenburg Hörzentrum)。軽度から中等度の難聴者に補聴器を装用してもらったところ、狭い指向性機能(正面の声にしっかりフォーカスする「ビーム指向性」機能)を搭載したCarat binaxまたはPure binaxでは、カクテルパーティーにおける語音聴取閾値(SRT)が健聴者よりも最高で2.9dB改善されました。


EQTについて

EQTは北欧有数のプライベート・エクイティ・グループで、その投資先は、北欧、東欧、アジア、アメリカなどにわたり、総売上高で250億ユーロ、従業員数は50万人を超えます。EQTはこれら投資先とともに、サステナブルな成長と卓越したオペレーションの実現、および市場におけるリーダーシップの確立に向けて努力しています。

詳細は、www.eqt.seをご覧ください。

< 戻る